大正・昭和期のロマンと郷愁

なつかしの森林鉄道の遺構をめぐる旅

     1  日  目  
番号   場所  見どころ  
1  滝越(王滝村)  森林鉄道王滝線が昭和50年頃までは唯一の交通機関であった。   
  ↓  自然湖を見ながら王滝川沿いをうウォーキング   
 2 大鹿淵(王滝村)  氷ケ瀬下流(大鹿淵には日本最初とされる鋼アーチ橋()森林鉄道の高架鉄橋)がかけられている。   
  ↓   車約10分   
3  松原スポーツ公園
(王滝村) 
機関車動態保存の取組みや軌道の敷設(せせらぎ線832m)の様子が見られる。   
  ↓      
 4   王滝村か木曽町の宿泊施設
民宿松尾(0264−22−2826) 
 
       
    2   日   目   
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  ↓      
 5 日本初の木の桟
(上松町) 
王滝森林鉄道の廃線跡(木曽川右岸道路)に架けられたカラマツ集成材の橋で国内初の自動車の通る木道車道橋   
  ↓   車約5分   
 6 鬼淵橋(上松町)  全長93.8m。八幡製鉄所の鉄を使った、国産では現存最古のトラス橋。大正3年に宮内省土木技師の三根奇能夫が設計し大阪の横河橋梁製作所が製作した。 「皇居二重橋とともに皇室所有の橋では名橋」との昭和天皇のお言葉があるという。  
  ↓   徒歩5分   
 7 旭町橋梁(上松町)  当時の小川線・王滝線の起点付近に残る橋の痕跡。枕木も撤去され桁だけの遺構をとどめる。   
  ↓   徒歩30〜40分(車で5分 )  
8  小田野鉄橋(上松町)  木曽森林鉄道「小川森林鉄道(上松運輸営林署)」の鉄橋。 大正4年に完成。研究の結果イギリス製の鉄と判明した。平成21年に国の産業遺産に認定された。  
  ↓   車約25分から30分(赤沢自然休養林内)   
9  森林鉄道記念館
(上松町) 
昭和50年まで運行されていた日本最後の森林鉄道(木曽森林鉄道王滝線)の一部区間を赤沢森林鉄道として保存運行しており森林の中を縫って走るトロッコ列車の旅が楽しめる。   
  ↓   車約30〜40分   
 10  野尻鉄橋 大正10年架設で別名「木曽川橋梁」と呼ばれた。 全長1346mで木曽森林鉄道では最長の鉄橋。昭和40年に廃止された。