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木曽谷「文学散歩」の旅(北部・南部編)
1日目(北部めぐりコース)松尾芭蕉の句碑めぐりを中心に | |||
番号 | 場 所 | 見 ど こ ろ | |
1 | 塩尻市奈良井 | 道の駅きそならかわ出発 | |
↓ | 車約5〜10分 | ||
2 | 楢川支所駐車場 (塩尻市) |
松尾芭蕉 句碑 送られつ をくりつ果ては木曽の秋 芭蕉翁 |
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↓ | 奈良井宿まで車約10分+中山道ウォーキングコース | ||
3 | 鳥居峠丸山公園内 (木祖村) |
松尾芭蕉 句碑 ひばりより 上にやすろう峠かな 木曽の栃 うき世の人の土産かな 名古屋の芭蕉の門人荷兮(かけい)が、芭蕉から栃の実を贈られたことを句に詠んでおり、この時の土産ではとされる。 |
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↓ | 徒歩約30〜40分( 中山道ウォーキングコース ) | ||
4 | 藪原神社参道途中 (木祖村) |
松尾芭蕉 句碑 杜かげや われらもきくや 郭公(ほととぎす) |
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↓ | 車約25〜30分 | ||
5 | 国道19号福島トンネル手前警察署向い (木曽町福島) |
松尾芭蕉 句碑 思い立つ 木曽や四月の桜狩り ばせを |
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↓ | 車1分 福島関所駐車場に駐車 徒歩3分 | ||
6 | 高瀬資料館 (木曽町福島) |
高瀬家は文豪島崎藤村の姉の嫁ぎ先で藤村の小説「家」はこの高瀬家がモデルとされている。( 入館料 大人200円 子供100円) | |
↓ | 徒歩15分 | ||
7 | 木曽福島郷土館裏 (木曽町福島) |
松尾芭蕉 句碑 さざれ蟹(かに) 足這いのぼる 清水哉 ばせを |
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↓ | 親水公園〜行人橋 〜 徒歩15〜20分 | ||
8 | 津島神社(木曽町福島) | 松尾芭蕉 句碑 かけはしや 命をからむ 蔦かつ羅 明和3年(1766)福島の俳人巴笑が初めて石碑として建立し崖崩れで埋まったものが、明治期に発見され、明治15年にこの神社に建立された。 |
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↓ | 車約10分 | ||
9 | 木曽の桟(かけはし) (上松町) |
松尾芭蕉 句碑 かけはしや 命をからむ 蔦かつら 芭蕉翁 (左岸) 芭蕉翁 かけはしや 命をからむ 蔦かつら (右岸) 川面から13mの高さの桟を渡るときは芭蕉も怖さから馬を降りたという。 |
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↓ | 車約10分 (寝覚の床町営無料Pか有料P ) | ||
10 | 臨川寺境内(上松町) | 松尾芭蕉 句碑 ひる顔にひる寝せふもの床の山 芭蕉 種田山頭火 句碑 おべんとうを食べて洗ふて寝覚めの床で |
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木曽町か上松町で宿泊 民宿松尾(0264−22−2826) |
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2日目(南部めぐりコース)明治・昭和の文豪・文人を偲ぶ | |||
木曽町か上松町の宿舎を出発 | |||
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11 | JR須原駅前 幸田露伴の文学碑 (大桑村) |
幸田露伴は明治22年冬に木曽路を旅して須原に泊り、その縁で出世作「風流仏」を22歳で著す。この小説の冒頭部の文学碑 。 | |
↓ | 徒歩1分 | ||
12 | 正岡子規の歌碑と水舟 (大桑村) |
寝ぬ夜半を いかにあかさん 山里は 月出づほどの空だにもなし (正岡子規) 歌碑の前には須原宿の風情を醸す水舟がある。 |
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↓ | JR南木曽駅まで車約20分 駅前から徒歩約45分 | ||
13 | 良寛さまの歌碑 (南木曽町) |
南木曽町渡島 この暮れの もの悲しきに若草の 妻呼びたてて 小杜鹿鳴くも (良寛) 江戸時代後期の歌人・曹洞宗僧である良寛の歌碑 |
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↓ | 車で約40分 | ||
14 | 大平街道と木曽見茶屋 (南木曽町) |
麓にはあららぎという村ありて 吾にかなしき名をぞとどむる (茂吉) 1936年(昭和11年)10月に歌人の斎藤茂吉がアララギ会出席のため中山道と飯田を結ぶ街道の道筋であるこの峠を飯田に向った時17首が詠まれた。 |
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↓ | 車約40分 | ||
15 | 峠の茶屋の 正岡子規句碑 (南木曽町) |
馬籠峠頂上付近 白雲や 青葉若葉の三十里 (正岡子規) 標高790メートル。妻籠宿から三留野方面まで展望できる。 |
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↓ | 徒歩約20から30分 | ||
16 | 峠集落(中津川市) | 十辺舎一九の句碑 渋皮のむけし女は見えねども 栗のこはめし(強飯)ここ乃名物 江戸後期の大衆作家・浮世絵師である十辺舎一九は1811年(文化8年)に中山道を旅して「木曽街道膝栗毛」を書いた。 |
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↓ | 車か徒歩で馬籠宿まで。馬籠宿から徒歩約45分 | ||
17 | 正岡子規公園 (中津川市) |
公園の句碑 桑の実の 木曽路出づれば穂麦(波)かな (正岡子規) |
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↓ | 徒歩数分 | ||
18 | 落合新茶屋(中津川市) | 落合新茶屋「是より北木曽路」の石碑 (島崎藤村筆)近く 送られつ 送りつ 果ては 木曽の穂(あき) (松尾芭蕉) |