木曽町周辺

 
 
235  小路のある街並み  中山道福島宿内には多くの小路が縦横にある。馬宿小路・権現小路・西小路・巾小路・山口小路・寺門前小路・伊勢町小路など旧来から名称があり住民の生活道路となっている。   
211  福島宿  昭和2年5月12日の大火により宿場の面影は消えたが今でも大正浪漫~昭和レトロが楽しめる街並みがある。   
83  権現滝  木曽義仲が平家追討の挙兵の際にこの滝に御嶽大権現を勧請し、身を清め戦勝を祈願したことからこの名前が付けられた。   
208  城山  学校の裏山として親しまれている城山は「紅葉ヶ丘」「城山史跡の森」とも呼ばれる。奥には権現滝がある。   
160  水無神社  農耕治水の祖神、衣食住の守護神と伝えられる高照姫命を祀り文永年間に飛騨一ノ宮の水無神社を勧請したものと伝えられる。毎年7月22日23日には天下の奇祭として有名な例大祭「神輿まくり」が行われる。   
193  順明様  順明行者。1755年埼玉県秩父生まれ。普寛行者の直弟子。第1回登拝以降同行し文政4年(1818)岩郷村神戸に御嶽遥拝所を再興した。御堂が御嶽山の王滝口と黒沢口の分岐点にある。   
21  板敷野から望む御嶽山  木曽地域で国道19号線から唯一御嶽山が望める場所。平成22年に道の駅「木曾市場」が完成した。   
11  御嶽山遥拝所  遥拝所は神戸、沓掛、鳥居峠、越立峠付近にある。   
162  八幡神宮  旧三尾村の産土神で地元では八幡様の呼び名で崇められている。   
136  三尾の南天と紅梅  木曽町三岳三尾地区は南天・紅梅が多い   
64   木曽ダム 木曽川支流の王滝川に昭和42年に造られた重力式コンクリートダム。   
 25 木曽駒ケ岳の「蛇頭 」 5月上旬から下旬ころ木曽駒ケ岳に口を大きく開き獲物を狙う蛇そのものの姿の雪形が現れる。   
262  常盤水力発電所  常盤橋という王滝川にかかる橋があるが東京の常盤講という御嶽講社が掛けた木橋の名にちなんで発電所の名称も決められた。大同水力が工事を着工したが昭和15年戦争の最中、国策で「日本発送電」という電力会社が強制的に作られこの記念すべき第1号発電所である。   
88   尾尻平女滝(めたる) 男滝の50mほど下にある女滝は男滝よりやや幅が狭い。  
87   尾尻平男滝 (おたる) 水量豊富な尾尻平沢に所在する滝    
 
 
 
 259 旧営林署     
 173 萬松山興禅寺  義仲公の墓がある。木曽家代々、山村家代々の菩提寺。木曾三大名刹。きつねのぼうさまの民話が伝わる義仲公お手植えの二代目枝垂れ桜が見事。 現代作庭家・重森三玲による枯山水の「看雲庭」は雲海の美をテーマにした庭園で、東洋一の広さを誇る。併設の宝物殿では、山村氏の墨跡など秘蔵の品々を公開している。  

286  きつねのぼうさま  興禅寺に伝わる民話をもとに描かれた民話絵本。高山の殿様の若君にかわいがられていた「白きつね」が戦いによって離れ離れになった若君(興禅寺のけいがく和尚)に坊様の姿で会いに行くお話。きつねの坊様を祀ったぜいあん稲荷がある。  
260  木曽福島郷土館  300年を経たヒノキ林の中にあり木曽駒ケ岳を望む場所に立つ。 中世の木曽文化や江戸時代の町人の生活用品等約1700点を展示。敷地内には開田の農家を移築し民具を展示。  
258   山村代官屋敷 代々の木曽代官であり、また福島関所の関守を務めた山村氏の屋敷跡。山村家伝来の家宝が展示され、12代山村良棋氏の書画、木曽駒ケ岳を借景に置いた泉水式の庭園も見事。   
   木曽郷土館 木曽の歴史を物語る書画・藤村初版本コレクションなど地元考古資料を数多く展示。   
101   大手橋 昭和11年建設。世界初の鉄筋コンクリートローゼ桁橋である。平成14年度土木学会選奨土木遺産に指定された。江戸時代は代官屋敷へ向かう橋として「お屋敷前橋」と呼ばれた。   
233  名建築いわや   昭和10年代建築  
234  藪裏(やぼら)清水公園   江戸時代の山村代官に代々仕えた家老「千村氏」の居宅を保存活用している。  
102  行人橋歩道橋  旧御嶽街道1合目のほぼ同位置に架けられた歩道橋。かつて信仰の山御嶽に向かう修験者がここの木曽川で身を清めたという謂れがある。   
285  足湯  平成17年春オープン。温泉は10㎞ほど離れた旧飛騨街道の二本木地区に湧出する「きそふくしま温泉」の源泉を使用している。   
236   崖屋造りの街並み 木曽福島は谷底の町。少ない平坦地に居を構えるため谷底より木組みをして道路面の高さまで建築する「崖屋造り」が発達した。   
 289 福島関所祭り     
210  関所のある街並み   福島宿を南に控えた急峻な崖地の上にある「福島関所」は江戸時代に幕府の治安を守るために設けられ四大関所の一つである。
 
  福島関所  日本の四大関所のひとつである福島関所は
「入鉄砲、出女」を厳しく取り締まった。江戸時代の創設以来約270年間にわたって中山道の要衝でした。併設の福島関所資料館では各種手形や鉄砲証明、半鑑・武具など通行に関する資料を展示。(国指定史跡) 
 
256  高瀬家資料館  高瀬家は文豪・島崎藤村の姉の嫁ぎ先で「ある女の生涯」は姉を主人公にしている。「家」も高瀬家がモデルになっている。写真や手紙など藤村関係の資料がある。田山花袋は高瀬家にいた藤村を訪ねている。   
 287 木曽節     
257  木曽路文化ギャラリー  2005年4月に土蔵を改装してオープン。 クラフトマンの工芸品を展示販売するほか木曽の銘菓や和菓子なども揃えられている。  
242  みこしまくり     
288  福ちゃん  木曽町の玄関口木曽福島エリアのキャラクターとして2008年に生まれた。人気投票で信越北陸ブロック第1位全国第5位の実績がある。   
161  五霊神社  木曽義仲とその四天王、今井四郎兼平、樋口次郎兼光、根井行親、楯親忠が奉られた祠がある。   
174  大通寺の鐘楼門・
真理姫供養塔 
安永7年(1778年)に建てられた木造建築で町有形文化財。 鐘楼門を潜ると武田信玄息女真理姫(木曽氏第19代木曽義昌公の奥方)の供養塔がある。  
 212 八沢  匠の技「八沢春慶塗」発祥の地である八沢商店街はかつて職人町として栄えた。   
 194 津島神社の芭蕉の句碑  更級紀行では芭蕉が桟を通ったのは貞享5年8月。「桟や命をからむ蔦かづら」と詠む。明和3年福島の俳人巴笑が句碑を建立。建立後崖くずれで埋まり明治になって中畑の古畑氏により発見され津島神社に建立。  
 
 
 
 
40   明星岩 幼少期の義仲と巴御前が遊んだと言われる岩。大昔、木曽駒山麓の濃が池が大氾濫し、元原一帯を押し流し、この辺りまで浸水した。水が引いた後、岩の窪みにかじかがいたという伝説があり別名「かじか岩」ともいう。   
207  中原兼遠屋敷跡  木曽義仲公はここで幼少期を過ごしたと言われ共に戦い抜いた巴御前の生誕の地でもあり産湯に使ったとされる井戸が現存   
156  手習天神  古くは山下神社と呼ばれたが木曽義仲が幼少期中原兼遠の息子の今井四郎兼平や巴らと手習いをここでしたことから手習天神と名前が付けられた。   
157  荒神社  播磨の国(兵庫県)の新十郎という武士が瀧倉三宝荒神という神様を背負ってきてこの地に祀ったのが始まりと伝えられている。   
23  木曽駒ケ岳の白馬  春の残雪と秋の初雪の頃白馬が木曽駒を駆け巡るかのように雪形が現れる。織田信長が天正10年武田征伐で伊那に来た際木曽駒にその姿を見た者は3日以内に死すという話を聞き「来年捕まえたい」と豪語したという逸話も残っている。しかし織田信長はその年本能寺の変で生涯を終えた。   
 24 木曽駒森林公園からの
木曽駒ケ岳 
   
 131  ヤドリギ 栗やなら等の木に寄生する常緑小灌木   
 209 木曽古道  木曽古道は奈良時代に開かれ中山道開通まで利用されていた。一部が残っているが道幅が120cmほどの山道   
3   木曽古道から望む御嶽山 キャンピングフィールド木曽古道は標高1050mに位置する。   
284   キャンピングフィールド
木曽古道
標高1050m   
283   旧湯 木曽駒山麓に湧出する旧来からいわれのある自然界の炭酸水。明治8年に編纂された福島村史に「切り傷を治す」と記されている。   
 
 
 
39  神谷橋上流の紅葉     
38  山吹山展望  木曽義仲の育った里、のろし台のあった山吹山はお盆の「らっぽしょ」行事の「木」文字焼きが行われる場所。   
63   巴淵 木曽川にある深い淵で木曽義仲の家来の巴御前にちなんでこの名前が付けられた。巴御前があまりに勇猛であったためこの淵に住む竜神が化身して義仲を守り続けたという伝説がある。   
155   旗挙八幡宮 治承四年木曽義仲が平家追討のため旗挙した時にこの境内で戦勝祈願したといわれている。拝殿脇には義仲が元服した時にあったと言われる樹齢千年とも伝えられる義仲元服欅がある。   
 280 らっぽしょ     
253  木曽義仲 (義仲館) 木曽義仲は後白河法皇第二皇子以仁王の命により平家追討の旗挙を行い平家衰退の道を作った。 悲運の武将・朝日将軍・木曽義仲の生涯を絵画や人形を使って分かりやすく紹介。上洛に向けた戦いを中心に北陸から京都周辺の義仲ゆかりの地の写真も展示している。  
172  徳音寺  木曽義仲が母小枝御前を弔った寺で以後一族の菩提寺とした。境内の鐘楼門は木曽八景のひとつに数えられ木曽七福神毘沙門天礼場。中部四十九薬師二十二番札所   

 


参考文献 
 木曾とっておきコレクション 木曽地域広域観光振興プロジェクト会議
木曽町観光便利帖 木曽町観光協会